「あめのおと」 2007/07/03 (Tue)

後から後から降り続く雨

迷路のように惑わされる気持ち

ノートの上に書き殴った言葉たち

追い続けたい夢は遙か遠く

遠き彼方に消えていく気がして

「ビー玉」 2007/07/02 (Mon)

幼き頃ビー玉にうつった世界は
ちょっとゆがんで
不思議な色がついて

丸く切り取られた世界だった。

「過ぎていくとき」 2007/06/24 (Sun)

それはその瞬間にはわからない
その瞬間は確かにそこに立ち止まっているような気がするから

でも
確かにそれはいつも流れていて
その流れをせき止めることは誰にもできない

過ぎ去った後の余韻をかすかに感じながら
目を閉じるとかすかな光を感じながら
私たちは過ぎていく時をつかまえようとする

それが無駄なあがきであっても

「ほんとのこと」 2007/06/16 (Sat)

あなたは真実であることを大切にするけど
わたしはほんとのことがそんなに大切だとは思わない
世の中には　ほんとじゃなくても大切なことが
たくさんあるのだ

でもあなたがあんまりまっすぐにほんとのことを信じるから
わたしはちょっとひるんでしまう
その強いまなざし

そのまなざしにあこがれて
そのまなざしにおびえている

「ひかり」 2007/06/13 (Wed)

きらきら

ぴかぴか

さんさん

きらり


いろんなひかりがあるけれど
どれもがわたしのこころをあかるくてらす

たまにまぶしすぎて
めをそらしたくなるときもあるけれど

それでもひかりはなくてはならない

たくさんのひかりたち