「ホントのきもち」 2007/07/01 (Sun)

あなたの笑顔を見ると
心が痛い

　本当に笑っているの？
　心から笑っているの？

あなたの言葉は
私の心をざっくりと切り裂いて
その傷口はなかなかふさがらない

一度口から出た言葉は
力を持つことを
あなたはきっと知らないのだ

あなたの笑顔を見るたびに
私は思う

　本当に笑っているの？
　心から笑っているの？

「喋る花」 2007/06/30 (Sat)

何も考えないように
心にフタをしたまま
急ぐ帰り道

　何もかんがえちゃいけない
　かんがえちゃいけない
　思い出せば涙が出そうだから

通り抜けた風が
吹き飛ばす花びら
その真っ赤な色に
私は思わず空を仰ぐ

木々に咲き乱れる真っ赤な花
目にいたいような赤

　オマエハソレデイイノ？
　ホントウニソレデイイノ？

問いかけられた気がして
目をそらす
そらした目からあふれる涙
きっとあの赤い色のせいだ

「今日も元気」 2007/06/26 (Tue)

寝不足でへろへろしていても

立ちっぱなしで足が痛くても

だんだんと目が疲れてきても


　　　キミの笑顔を見れば

　　　今日も元気

「明日また」 2007/06/25 (Mon)

明日また　キミに会えるかな

明日また　小さなうたを歌えるかな

明日また　空を眺められるかな

明日また　ちょっぴり勇気が出せるかな

明日また　幸せの欠片を見つけられるかな


　　夕焼け　こやけ

　　明日もきっと　いい天気

「過ぎていくとき」 2007/06/24 (Sun)

それはその瞬間にはわからない
その瞬間は確かにそこに立ち止まっているような気がするから

でも
確かにそれはいつも流れていて
その流れをせき止めることは誰にもできない

過ぎ去った後の余韻をかすかに感じながら
目を閉じるとかすかな光を感じながら
私たちは過ぎていく時をつかまえようとする

それが無駄なあがきであっても