「日曜詩人」 2008/02/03 (Sun)

何かを言葉にしようとすると
何かが微妙に変わってしまう
正確に切り取りたいのに
どこか微妙にずれてしまう

それでも
この思いを
この景色を
この煌めきを
どこかに閉じこめておきたくて

無駄なあがきかもしれないけれど
言葉を紡ぎ出す

響き 2007/10/15 (Mon)

一つの音と　一つの音と　一つの音と･･･
重なり合って　響きが生まれる

一つの音では出せない音が
出せない深みが
音を足すことによって生まれるのだ

そして一つ一つの音は　皆同じではいけない
いろいろな音がないとおもしろくない

すてきな響きがうまれますように

にじむ星 2007/10/10 (Wed)

もう会わない　と　決めた

それなのに　

星がにじんで見えるのはなんでだろう

きしむ世の中の音 2007/10/10 (Wed)

狂ったオウムの寝言のように
繰り返す音

ざらざらとして
ぎしぎしとして

不快な言葉の羅列に
思わず耳を押さえても
音は消えない

どこからわいてくるのかわからないその音に
今日もおびえる

もう少しだけ 2007/10/09 (Tue)

もう少しだけ　手をつないでいたい

もう少しだけ　笑っていたい

もう少しだけ　あなたの横顔を見ていたい

もう少しだけ　もう少しだけ


その気持ちがあふれて

私はもうはちきれそう