ことのは「言葉」を集めてつくったブログです。
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それは私の心を揺さぶり
稲妻のようにつらぬいていった
私は、しばし呆然とする
なんだこれは?
なんなんだこれは?
それはすぐに去っていったけれども
私の心に残る暖かな光の欠片
それはかすかな光だけれど・・・
消せない
消すことができない
久々に恋におちた私は
あきらかにうろたえている
稲妻のようにつらぬいていった
私は、しばし呆然とする
なんだこれは?
なんなんだこれは?
それはすぐに去っていったけれども
私の心に残る暖かな光の欠片
それはかすかな光だけれど・・・
消せない
消すことができない
久々に恋におちた私は
あきらかにうろたえている
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それはとても暑い日のことだった。
教室の中は34人の熱気でじめじめと熱く、教室の上の方にとりつけられた扇風機がぬるい空気を
かき回していた。
先生の声が近くに聞こえたり遠くに聞こえたりするようで、ミリカは頭を軽く振る。
「考え方はいろいろあるけれども、答えは結局一つになるよね。」
先生の声も心なしかいつもの元気がないようだ。
黒板に浮かぶ白い三角形や四角形。
(算数、きらいじゃないんだけどな。)
でも、集中できない。
脳みそが溶けてしまいそうだ。
ふと斜め後ろの高原くんを盗み見る。
高原くんは涼しげな顔をして黒板を見ている。
2週間前に転校してきた高原くん。
なかなか話しかける機会もなくて、ずっとそのままになってたけど。
昨日、はじめて話をした。
「教科書見せてもらっても良い?」
高原くんの声は大人っぽくて、クラスの他の男子と全然違ってた。
北国からひっこしてきた高原くん。
教室中が熱帯と化している中で、一人涼しげな顔をしている高原くん。
(まるで一人だけ冷たい水の中にいるみたい。)
ミリカはもう一度そっとそちらの方を見る。
真剣な眼。まっすぐなまなざし。
大人っぽい横顔。
ふっと高原くんの視線が揺れて、ミリカの視線と・・・
ぶつかった。
慌てて眼をそらすミリカ。
(しまった、見過ぎた!!)
思わず顔を伏せるミリカの耳に確かに聞こえたのは波の音。
寄せては返すあの水の音。
(何で海の音??)
眼を閉じるとキラキラと光る海がまぶたにうつる。
(波打ち際に見えるのは誰?)
「じゃあ、下野さんこの問題といてくれる?」
先生のその声に海はたちまち消え、ミリカは熱い教室に引き戻される。
(わ、わからない・・・)
青い空、白い雲。
みんなの笑い声。
夏はもうすぐそこ。
教室の中は34人の熱気でじめじめと熱く、教室の上の方にとりつけられた扇風機がぬるい空気を
かき回していた。
先生の声が近くに聞こえたり遠くに聞こえたりするようで、ミリカは頭を軽く振る。
「考え方はいろいろあるけれども、答えは結局一つになるよね。」
先生の声も心なしかいつもの元気がないようだ。
黒板に浮かぶ白い三角形や四角形。
(算数、きらいじゃないんだけどな。)
でも、集中できない。
脳みそが溶けてしまいそうだ。
ふと斜め後ろの高原くんを盗み見る。
高原くんは涼しげな顔をして黒板を見ている。
2週間前に転校してきた高原くん。
なかなか話しかける機会もなくて、ずっとそのままになってたけど。
昨日、はじめて話をした。
「教科書見せてもらっても良い?」
高原くんの声は大人っぽくて、クラスの他の男子と全然違ってた。
北国からひっこしてきた高原くん。
教室中が熱帯と化している中で、一人涼しげな顔をしている高原くん。
(まるで一人だけ冷たい水の中にいるみたい。)
ミリカはもう一度そっとそちらの方を見る。
真剣な眼。まっすぐなまなざし。
大人っぽい横顔。
ふっと高原くんの視線が揺れて、ミリカの視線と・・・
ぶつかった。
慌てて眼をそらすミリカ。
(しまった、見過ぎた!!)
思わず顔を伏せるミリカの耳に確かに聞こえたのは波の音。
寄せては返すあの水の音。
(何で海の音??)
眼を閉じるとキラキラと光る海がまぶたにうつる。
(波打ち際に見えるのは誰?)
「じゃあ、下野さんこの問題といてくれる?」
先生のその声に海はたちまち消え、ミリカは熱い教室に引き戻される。
(わ、わからない・・・)
青い空、白い雲。
みんなの笑い声。
夏はもうすぐそこ。
丸い綺麗な石
ツルツルとしたガラスの欠片
片方だけのチョウチョのはね
二またの立派な枝(でも小さい)
小さな松ぼっくり
カラカラのキノコ
拾ったネジの頭
金色の絵の具
キミの宝箱はまるで小さな宇宙だ。
ゆらゆらと揺れる海面を
きらきらと輝く水面を切望しながら
海の底に堕ちていく
水の中の落下速度はゆっくりで
辺りは少しずつ青を増していく
どうもがいても
どうあがいても
浮き上がることができない
堕ちていく身体
堕ちていく心
堕ちていく私
どこまでいけば底につくのだろうか
辺りは一面の青
最近ちょっと落ち込み気味です。
自分に自信がもてない。
でもそんなときの方が詩は書ける気がします。
本当はどきどきしているんだよ
何気ないふりしているけど
目が合うと照れるから
時々しか合わさない
でもあなたの声が聞こえるだけで
何だか嬉しくなってしまう
見上げた空には三日月
細い細い三日月
あなたの声が聞きたくて
話しかけようとするけれど
何を話して良いかわからない
私はとても臆病で
本当のことが話せない
あなたの笑顔を見るほどに
心は苦しくなっていく
こんな私で良いの?なんて
聞く勇気はとてもない
見上げた空には三日月
きえいりそうな三日月
あなたの笑顔が見たいけれど
必死に眼をこらすけれど
闇に惑ってわからない
本当のことを話したら
あなたは私を嫌いになるのだろうか
本当の私を知ったら
あなたは離れていくのだろうか
見上げた空には三日月
微かなる三日月
あなたの声が聞きたくて
話しかけようとするけれど
何を話して良いかわからない
あなたの笑顔が見たいけれど
必死に眼をこらすけれど
闇に惑ってわからない
何気ないふりしているけど
目が合うと照れるから
時々しか合わさない
でもあなたの声が聞こえるだけで
何だか嬉しくなってしまう
見上げた空には三日月
細い細い三日月
あなたの声が聞きたくて
話しかけようとするけれど
何を話して良いかわからない
私はとても臆病で
本当のことが話せない
あなたの笑顔を見るほどに
心は苦しくなっていく
こんな私で良いの?なんて
聞く勇気はとてもない
見上げた空には三日月
きえいりそうな三日月
あなたの笑顔が見たいけれど
必死に眼をこらすけれど
闇に惑ってわからない
本当のことを話したら
あなたは私を嫌いになるのだろうか
本当の私を知ったら
あなたは離れていくのだろうか
見上げた空には三日月
微かなる三日月
あなたの声が聞きたくて
話しかけようとするけれど
何を話して良いかわからない
あなたの笑顔が見たいけれど
必死に眼をこらすけれど
闇に惑ってわからない